先日開催された「インクルーシブ映画祭 in 福岡」の様子が、KBC九州朝日放送『アサデス。』で特集されました。
運営に携わっていた私にとって、改めてその映像を見ることは、心に深く響き、朝から涙が止まりませんでした。
「大声もOK、医療機器の音もOK」といった取り組みを、
“社会課題に向き合う先進的な試み”として、テレビでも紹介していただけたことは、私たちにとって大きな励みとなりました。
動画の中で、笑顔で声を出す子どもたち、楽しそうに家族で映画をみている姿が映し出されると、
そんな温かい瞬間に携われることができた自分の居場所を、とても嬉しく思いました。
ただその中には、当日お会いして交流のあったお子さんが、後日、旅立たれたことを知りました。
短い時間でも、そのお子さんがあの場で安心し、笑ってくれていたことを思うと、
この映画祭の意義と、果たすべき役割の重さを、あらためて強く感じています。
この映像がテレビで紹介されたことは、私たちの想いが社会へ届いた証でもあり、
インクルーシブな社会をつくる小さな一歩が、確かに伝播し始めていることだと感じています。
これからも、医療的ケアの有無に関係なく、すべての人たちが幸せに笑い合える世の中になることを目指し、
この活動をさらに広げていこうと思います。
放送内容はこちらからご覧いただけます!
大声も医療機器の音もOK!みんなで映画を!インクルーシブ上映会【アサデス。】
株式会社さかなし薬局
坂梨 健太